一日に必要な水分摂取の確かな目安
一日の水の排出量
私達の体は、一日に約2.5リットルもの水を放出しています。尿や便によって排出される水が約1.5リットル、汗として出るのは0.5リットル。
その他に汗として蒸発する量や、吐く息で失う水分量が0.5リットルほどになります。季節や運動の有無などによって多少、量は変動し、少しの運動程度でもすぐに1リットルほどの水分が失われます。
どのくらい摂取すればいいの?
このマイナス分の水は、その日のうちに補充しなければなりません。体内の水分減少量はすぐに2%を超え、3%に達してしまいます。
つまり、毎日毎日2.5リットルの水を飲まなければならないのですが、多くの人はそんなにたくさん飲んでいるのか?と思うはずです。
食事でも水分補給しています
確かに水をそのまま飲む量としては、2.5リットルは多いと感じる人もいるかと思いますが、これは食事などで摂る水分量も含まれています。
それが1リットルほどで、さらに体内では、たんぱく質や炭水化物、脂肪を燃焼させることによって0.5程の水分が作られ、それが摂取されています。
一日の水分の摂取量
単純計算では、排出分の2.5リットルマイナス1.5リットルですから、一日に1リットルの水分を補給すれば、プラマイゼロになります。しかし、健康で長寿を望むのであれば、これでは明らかに少なすぎます。
せめてあと1リットル増やし、一日に2リットルの水分補給が長寿達成を成し遂げる水分摂取の目安となります。さらに、運動をした日や暑い日などは2.5リットル飲むようにしたいものです。
水分の摂取方法
ちびちび飲みがおすすめです
普段からガブ飲みせずに、ちびちびと、ゆっくりこまめに飲むことが大切です。そうすると体は水不足にならず、新陳代謝が活発になります。
30分おきにコップ一杯飲むのが理想ですが、忙しい時には水を飲む時間も取れません。そこで一日に10回、コップ一杯飲むことを目標にして下さい。夏場や運動した時は二杯くらい。これで約1.5から2リットルになります。
まとめ
習慣づければ、つねに体は適正な水分量が保たれるようになります。
飲み過ぎは決してよくありません、適量を心がけ続けることが健康の第一歩です。