風邪に強い人、弱い人
「風邪をひきやすくて困っています。ちょっと体が冷えるとすぐ熱がでて」と悩む人は少なくありません。
こういう人は、気温の低い時には風邪をひかないように体や室温を温め、気を付けるのですが、逆に少し温かくなってきた時に風邪をひいたりします。
夏のクーラーにも弱く、職場の同僚はみんな元気なのに、一人だけ夏風邪をひき、肩身の狭い思いをすることも多いようです。
菌やウイルスはどこにでもいます
風邪やインフルエンザの菌やウイルスはどこにでもいます。家の中、会社のオフィス、電車の中などあらゆるところに菌やウイルスがいて、空気感染や飛沫感染などで、家族が持ち運んでくる菌やウイルスを防ぐ手だてがありません。
その差は免疫力
だからといって全員が風邪をひくわけではありません。体質や体調などの理由によって、同じ条件でも風邪をひく人とひかない人の差が出ます。
また、風邪に強い人と弱い人もいますが、その差は免疫力の違いです。菌やウイルスが侵入しても、それを撃退する免疫力が強い人は、少々の菌やウイルスに負けず、症状が起きないのです。
一定の水分量を保つ事が重要
ウイルスは乾燥したところを好み、湿度の高い場所では活動が停滞します。風邪の強い人に共通しているのは、体内が一定の水分量で保たれているために、少しくらいの菌やウイルスが侵入しても、体の中で増殖しないことです。
そういう人は風邪やインフルエンザにかかっても、一日寝ていれば簡単に治ってしまうことが多いですが、その理由は水のおかげで免疫力がしっかり働いているからです。
風邪に強い体質に変えていきましょう
もともと免疫力が弱かったり、あるいは一時的に免疫力が落ちていたりする人は風邪防止のために普段から水を飲み、体内をみずみずしくしておく必要があります。
そうすれば風邪に強い体質に変わり、少々の風邪菌やウイルスでも発病しにくくなります。